思考は旅をする(未来編)

「思考」は休みなく働いています。
「過去」や「未来」に飛びながら、旅をします。
今回は「未来」について書きます。

 

人間は妄想空想をします。

例えば映画を観た後、自分を主人公に置き換えたり、自分がこのメンバーだったらどうするか?等々。

仲間たちと未来の夢を語ったり、自分を取り巻く周り環境に付いても、こうなって欲しい等と創造したりします。

 

「未来」の自分の目標を設定したとします。

なりたい自分・やりたい仕事・それに伴った環境。

ここで大切なことは、何をベースにして「未来」を創造するかです。

 

「ワクワク感」「幸せ」「嬉しい」「希望」等、そうなっている自分を創造するだけで、楽しくて仕方が無いと思えたら、叶うと達成感に満ち溢れて、どんどん先に進むことも出来ると思います。

 

「不安」「焦り」「義務感」等をベースにして、こうなりたいと思う自分を設定すると、ずっと不安や焦りに追いかけられます。

達成しても、ベースにあるのが不安なので、満足が出来ません。

そして、ずっとずっと不安を払拭する為に、何かをやらねばならないと焦るのです。

 

そうすると、本来の自分と違う生き方をしてしまう。

その内、自分以外の人や周りの環境に不満を募らせ、自分や周りの人も傷つけることになります。

 

ネガティブな感情が悪い訳ではなりません。

自分が望んでいなくても、どうしてもその環境で生きる事を余儀なくされる人もいるからです。

ネガティブな感情を武器にして、それをエネルギーに変えて達成していく中で、 やり切ったことに満足が出来たら、その瞬間からプラスになるでしょう。

「過去」を振り返り、辛い中で頑張った自分を、心から誇らしげに思えるし、これがあったから「今」があると思えます。

 

「未来」の自分に思いを馳せる時、何がベースとなっているのかを見極めることは、本当に大切なことだと思います。

 

 

 

 

 

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